そこに“魂”があれば

今日はジャズピアニストの山下洋輔さんの話をさせてください。

山下さんはピアノをたたき壊すほどの勢いで弾くことで有名です。肘で鍵盤を鳴らす独自の奏法です。

そんな山下さんがピアノで食べて行こうと決意したのは高校のとき。でもそのときまで誰からもピアノを教わらず、独学でピアノを弾いていたといいます。

そして高校を卒業してから初めてピアノの先生につき基本を学んだのです。

ピアノの先生の前で初めてピアノを弾いたとき「見たこともない弾き方をする子がいる」と先生に言われました。ピアノなどの楽器を演奏するときの、指のつかい方にはルールがあってそれを「運指」といいます。

しかし、その「運指」について、山下さんはこう言ってるのです。

「そんなの自分の使いやすいように使えばいいですよ」

山下さんが即興でピアノを弾いてると、めまぐるしく指先が動きます。見ている人がもつれないか?つまずかないか? そう心配になるほどのスピードで指先が鍵盤上を駈けめぐるのです。そこで山下さんにこんな質問を。

「そんなに速く動かして狙い通りの鍵盤に当たってるんですか?」

この質問に対し、山下さんはきっぱりこう答えた。

「うん」

運指なんか関係ないのです。自分の使いやすいように使えば。そして山下さんは続けてこう言ったのです。

「だいたい」と(笑)

だいたいでもいいんですか?

「だいたいで いいんですよ。ちょっとぐらいストライクゾーンをはずしてもバッターが振ってくれればいいんです。そんな感じで、だいたいで(笑)」 by 山下洋輔

そこに“魂”があれば。

(メルマガ名言セラピー :ひすいこたろう)---------------


音楽はそもそも「音を楽しむ」ものです。だから山下さんも形式にこだわらず、楽しんでいるんですね。ところでピアノを独学でマスターするって凄いことです。好きでなくちゃできません。楽しんでなくちゃできません。心から楽しんで、また楽しみながら魂を入れているんだなと感じました。

遊びも仕事も魂を入れると凄いパワーを生み出すんだと思います。試しにやってみませんか?

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